時間を、電車に例えるならば、
1日と1日との間を、電車はゆっくり、時にすごく速く走ってる。
今日は各停だったなと思う日もあれば、
気が付いたら景色が一周している日も。
その景色を覚える内に、その揺れを覚える内に、人生も惰性走行を覚えるような気がする。
自分の目標を決めたとき感じた、
誇らしさと恐怖との両方の感情。
誇らしさは、自分の“前”を決めた自分に。
恐怖は、自分の“先”を決めた自分に。
毎日、毎日、何が起こるのか予想も出来なかった子供の頃の1日と、
大人への自覚を強めていく日々との違い。
黙っていても色々な積み重ねが出来たあの頃と違って、
今は自分のために、自分の時間を決めなくちゃいけない。
自分のために、自分で何かを用意して積み重ねていかなきゃ、変化を起こせない。
ただ揺られていたら、
ただ惰性に身をまかせていたら、
いつか右も左も、前も後ろも、景色が変わらなくなって、この電車に乗ることに興味を失ってしまう。
さて
今日の列車はどこに辿り着いた?
昨日と同じ?
昨日と違う?
どこだとしても、大切な駅。
どこでもいいなんていう人がいるなら、そんな人は一人でも少ないといいなって思う。
春に四国で、先頭に「ごめん」って書かれた路面電車を見た。
「ごめん」は行き先(終点)の名前だと思う。
それを見て、あの時は笑ったけど、
今日はなんだか、俺も同じ名前の終点に着いたみたいで、
今までに積み重ねた時間の中に足りなかったものを見つけて、自分にそう言いたくなってしまった。
これから「ごめん」の先に行こう。
もう、今日は終わって、明日が始まっているかもしれないけど、
これからの日々に、自分に感謝出来るような何かを積み重ねて行こう。
それが何かを探しながら、電車に乗ろう。
そんな気持ちでいます。
ピンポンパンポン~
このブログをご覧のお客様、
これより朝までしばらくトンネルに入ります。
トンネル内、現在・過去・未来、各車両消灯致しますので
ごゆっくりおやすみください☆
今日も1日お疲れさま。