小さな積み重ねの旅。 | 石橋光のメジャー7th

石橋光のメジャー7th

幼少の頃よりギターを弾き始め、中学生の頃より作詞、作曲活動をスタート。
2007年春、大学卒業後、本格的な音楽活動を開始。
現在楽曲制作活動と共に、ライブ活動を積極的に行っています。

石橋光のメジャー7th-お気に入りの場所から眺めた夕陽050727.jpg

時間を、電車に例えるならば、


1日と1日との間を、電車はゆっくり、時にすごく速く走ってる。


今日は各停だったなと思う日もあれば、


気が付いたら景色が一周している日も。


その景色を覚える内に、その揺れを覚える内に、人生も惰性走行を覚えるような気がする。

自分の目標を決めたとき感じた、


誇らしさと恐怖との両方の感情。


誇らしさは、自分の“前”を決めた自分に。

恐怖は、自分の“先”を決めた自分に。


毎日、毎日、何が起こるのか予想も出来なかった子供の頃の1日と、


大人への自覚を強めていく日々との違い。


黙っていても色々な積み重ねが出来たあの頃と違って、


今は自分のために、自分の時間を決めなくちゃいけない。


自分のために、自分で何かを用意して積み重ねていかなきゃ、変化を起こせない。


ただ揺られていたら、


ただ惰性に身をまかせていたら、


いつか右も左も、前も後ろも、景色が変わらなくなって、この電車に乗ることに興味を失ってしまう。


さて


今日の列車はどこに辿り着いた?


昨日と同じ?


昨日と違う?


どこだとしても、大切な駅。


どこでもいいなんていう人がいるなら、そんな人は一人でも少ないといいなって思う。


春に四国で、先頭に「ごめん」って書かれた路面電車を見た。


「ごめん」は行き先(終点)の名前だと思う。

それを見て、あの時は笑ったけど、


今日はなんだか、俺も同じ名前の終点に着いたみたいで、


今までに積み重ねた時間の中に足りなかったものを見つけて、自分にそう言いたくなってしまった。


これから「ごめん」の先に行こう。


もう、今日は終わって、明日が始まっているかもしれないけど、


これからの日々に、自分に感謝出来るような何かを積み重ねて行こう。


それが何かを探しながら、電車に乗ろう。


そんな気持ちでいます。


ピンポンパンポン~


このブログをご覧のお客様、


これより朝までしばらくトンネルに入ります。


トンネル内、現在・過去・未来、各車両消灯致しますので


ごゆっくりおやすみください☆


今日も1日お疲れさま。