【減少する交通事故】
交通事故は今後、減少の一途を辿ることは前回の記事で書いた。
自動ブレーキなどの技術革新によって飛躍的に事故件数は減るだろう。
事故自体が減るのだから、当然、交通事故にまつわる仕事も減ってくる。
弊所、FALで仕事が減るどころか増えているのは主に交通事故にまつわる映像絡みだ。
映像抜きの交通事故事案に限定すれば、確実に鑑定の依頼件数は年々減少傾向である。
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【画像処理バブル】
ただし、今後増えてくるのが画像処理のニーズだ。
司法の場で、交通事故と、画像についての双方に合理的に説明できる人材は少ない。
つまり、画像鮮明化はできても交通事故の機序が説明できない
交通事故の機序は説明できても、画像処理ができないといった具合だ。
手前味噌だが、画像処理と交通事故の2分野何れでも無罪判決を頂いたのは私だけであろう。
ドラレコや防犯カメラ絡みの交通事故が弊所に集中するのは双方の実績があるからである。
勿論、画像解析分野の依頼は交通事故だけとは限らない。
しかし、私に画像解析技術がなければFALは立ちゆかなかったであろう。
これも、以前以下いたとおり、個人情報漏洩バブルのおかげだ
https://ameblo.jp/ishibashi-kantei/entry-12250130879.html
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【鑑定人になるなら】
もし、交通事故鑑定人を志すのであれば、画像と交通事故双方を学ぶことを勧める。
鑑定人になる一番の早道は、既存の鑑定人に弟子入りすることだ。
弟子にしてくれと頼み込んで弟子にして貰えないようであれば鑑定人の素質はない。
また、虚飾を見抜けない人間についても同じである。