ブログの再開について | 事件鑑定人のブログ@鑑定人イシバシ

事件鑑定人のブログ@鑑定人イシバシ

私が事件鑑定人としてこれまで経験したことを書きます。
特定を避けるため、一部、ぼかしたりフェイクもありますが、概ね実体験です。

先に、ブログについて事実上の休筆宣言をした。

↓↓↓

http://ameblo.jp/ishibashi-kantei/entry-12093128947.html


実は、鑑定人にとってブログは鬼門だ。

なぜなら、自身が発信した情報は、そのまま裁判の資料にもなり得るからだ。

証人尋問の際に、

「あなたは●月●日のブログにこう書きましたよね」

と、聞かれたことに対しても矛盾なく回答しなければならない。

つまり、情報発信は自身の隙を作ってしまうことだ。

匿名ブログと、実名ブログの差はそこにある。


私がブログ発信を始めたのは同姓同名者問題を発信するためだ。

交通事故ミステリー 鑑定人イシバシ2 が放送される数日前にブログを開始した。

http://www.tv-asahi.co.jp/kanteinin/

この機会に情報を発信しなければ、情報の旬は過ぎる。

いわば、ギリギリの選択とタイミングであった。

私の目論見は当たり、当初予想した以上の効果があった。

まさに、冤罪の仕掛け人以外は誰も損をしていないことになる。



また、私のブログによって副次的効果もあった。

とある謎団体のブログ更新もピタリと止んだのである。

いま、再びブログを再開するのは、とその謎団体に対するものだ。

先のブログで、警告を発したが響かなかったようである。

休眠宣言を奇貨として、蠢動しはじめた。


ところで、謎団体のブログ記事は笑える。

何度も口に含んだ珈琲を吹いてしまった。

謎団体の内容をそのまま信じて依頼する御仁とは、そもそも信頼関係が築けない。

われわれからすれば、有能な馬鹿発見機である。

事実、あのブログが開設されてアレな相談が減った。

まさにありがたい限りである。


謎団体についてはほっときゃいいじゃん というのが正直な気持ちである。

妄想と現実の区別がついていない団体だ。

味方にすると破滅的だが、敵に回る分には心強いことこの上ない。


私はオッサンであるが、鑑定業界では若輩者だ。

気が進まないが、天の声からささやかれれば仕方ない。

重い腰を上げるとしよう。


ということで、先のブログ休眠宣言であるが

あれは嘘だ!

ということでご了解頂きたい。