※再掲です

 

 

読者様からのご質問です。

 

 

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いつも、ブログを楽しみに拝見させていただいております。


私は、パニック障害で近所のクリニックに、夫は広汎性発達障害とそれに伴う二次障害のうつ病で病院に、息子も広汎性発達障害で児童精神科に通院中です。

 


6月21日~23日まで、どの病院の主治医の先生も精神神経学会のため、診察がお休みです。


学会って、何をするのですか?素人には、お医者様の世界がわからず、教えてください。

 

 

 

 

 

そうですね!

 

日本精神神経学会は、精神科の中でも一番大きな学会で、規模も大きく、全国からたくさんの精神科医が集まります。

 

 

その精神科医が集まって何をするかというと、主には講演会、研修会です。

 

 

ドクターによっては、日々、診療をしながら研究も行っているため、その研究を発表したり、診療の中で、珍しい症例に遭遇した時に、その症例の経過を報告したり、この薬を使って、この薬でこんな使い方をしたら、病状が改善した、などといった報告をします。

 

 

また、これはドクター全員に言えるのですが、医師免許を取ったからといって、勉強が終わるわけではなく、医療は日々進歩しているので、新しい薬が出てきたり、新しい概念が出てきたりしますし、治療方針が変わったりもしますので、医者をやっている以上は、ずっと勉強をしていかないといけません。

 

このため、ドクター向けの研修や講義があったりします。

 

 

そういった講演会や研修会、勉強会で、自分が演者になって発表したり、その講演や講義を聞きに行くワケです。

 

 

あと、専門医の資格を維持・更新するのに、こういった学会に参加して、ポイントをためないといけませんので、日本精神神経学会でなくても、必ず学会に参加する必要があります。

 

 

 

先ほどお話ししましたように、日本精神神経学会は、精神科の中では、一番大きな学会ですので、結構参加される精神科医の先生方も多いのです。

 

 

(患者さんたちには、医師不在でご迷惑をかけることもあるかと思いますが、これも、ドクターの勉強のためですので、今後の患者さんのためにもなることですので、どうかご了承を!)

 

 

どくしゃになってね…