前回の記事の続きです。
書評「医者の稼ぎ方」 --- 城 繁幸
“フリーランス女医は見た 医者の稼ぎ方 (光文社新書) [新書](http://amzn.to/2o4oCta)”
仕事できないセンセイは定時で帰って仕事できる先生に手術などが集中、基本給はあんまり変わらないために「ヤブほど時給が高い」
⇒あるあるです!
できる先生ほど忙しい。できない先生は仕事が与えられないから、ほんと暇そうにしてる。
年功序列待遇
⇒医者としての腕や能力、実際の勤務歴にかかわらず、医師免許を取ってからの年数が高くなるにつれて年収も上がったりする。
明らかに、仕事量にも能力にも格差があるのに、給料が同じだったり、できない先生、仕事をしない先生のほうが給料が高かったりして、どうも納得のいっていない勤務医はほんと多いと思う!
だから、そういう できる医者がどんどん辞めて行ってしまう・・・。
米国の大学病院では「皮膚科医、年20万ドル」「心臓外科医、年100万ドル」のような格差が発生しても当然
⇒驚愕・・・。日本じゃありえない。どの科もほぼ一律だから。
もちろん、勤務医、開業医、自由診療などで差はありますけどね。
参考⇒ 勤務医の収入
同僚が産休女医の仕事を肩代わりした際には金銭的に代償され
⇒今まで書いていたように、日本では出来高制ではないので、
産休、育休、病休などで休まれた先生がいた場合に その先生の仕事を肩代わりしても、何も給料は変わりません。
ただ業務が増えるだけ(笑)
とりあえず報酬体系は出来高制にしないと不公平感ありすぎる!
まあ、それだけでなく、医療制度にはいろいろ問題がありすぎるので、改革が必要なのだとは思います。