★情報更新しましたので、再掲です♪

 

 

映画「向日葵の丘 1983年・夏」 

 

のDVDが全国で発売、レンタル開始となりました、映画監督の太田隆文さん。

 

今年、一番泣ける映画。

 

発売開始と同時に、A○azonさんでは、即日売り切れ。

 

さらにさらに!数日後には、楽天もセブンネット、ローソンネット、ツタヤ通販も売り切れて、入荷待ちの状態に!!

 

映画の世界では、監督も聞いたことないそうです(笑)

 

  それだけいい映画で、みなさんの予約が殺到したということ。

 

 

映画「朝日のあたる家」 http://asahinoataruie.jp/index.html も、大好評ですよ♪ 

 

 

 

 

その太田さんのFBで、非常に興味深い投稿を見つけました。

 

一番最後に載せますが、非常にながーーーくなりますので、お時間ある方はぜひ読んでみてください!

 

 

 

 

こちらを読んで、医者も同じだなーと思いました。

 

(もちろん、賛否両論ありますし、下記は、私がそう言われて育ってきて、あくまでも自分の考えです)

 

 

 

その証拠に、研修医は、実験動物以下、と言われています。

 

なぜなら、実験動物は、人の役に立つけど、研修医はまるで役に立たないから。

 

 

 

医師免許を取得したからといって、じゃあ現場に出て使えるかというと、

 

本当にまるで使えません。

 

右も左もわかりません、はっきりいって。 

 

 

もちろん、ワタシもそうでした。

 

いるだけ邪魔、ムダ、みたいなカンジですあせる

 

 

(↑特に救命救急で一刻を争う、みたいなときは、BSLの学生や研修医は本当にジャマ者扱いです(笑)

 

どいてどいて!!と言われて、押しのけられます・・・。

 

 

 

 

だから、ワタシ達が研修医の頃なんて、ホント1か月2万~5万程度の月収でした。

 

給料が出るだけマシ、というカンジでした。

 

まぁ、勉強させてもらってる身ですので、それでお金をもらうなんて、おこがましい!!という考えですね。

 

 

(ちなみに今は、研修医制度が義務化されて、アルバイト禁止になったので、もう少しもらえていますが・・・)

 

 

 

なので・・・ 以前の記事も併せて。

 

医者の生活、時給60円

 

ブラック病院

 

 

だから、太田監督のこの提議は、非常にワタシにも刺さったのです。

 

 

ま、こーゆーことを書くと、「こういうヤツがいるから医者の労働環境が改善されないんだ!!」と言われてしまいそうですが・・・(笑)

 

 

みなさまは、どう思われますか??

 

 

 

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【1時間働けば時給がもらえるのが当然!ーと考える若者たち?!】

友人が大学生の頃。こんなことを言っていた。「普通の会社に就職するのは嫌だ。映画の仕事がしたい。月20万もらえるなら脚本家の仕事をしてもいいんだけどなあ」?????当時、僕はすでに映画界で働いていたので、もの凄い違和感があった。が、脚本家の求人なんてある訳がなく。彼は普通の会社に就職した。 友人だけではない。ときどき専門学校に呼ばれ特別講義をする。そこでこんな質問を受けた。「映画監督業は食えますか?」「月いくらの収入がありますか?」そんな質問が出ること自体に腹が立ち正直に答えた。「監督業はブラック企業を超える。アルバイトをすれば時給900円とかもらえるが、監督業は時給50円。いや、日給50円。月収50円ということもある。それが監督業だよ」 そういうと生徒たちは「映画監督なんてなるものんじゃないなあ」という顔をする。だが、それが現実。年収ゼロ円という監督もいる。奥さんに食わせてもらっていたり。アルバイトで生活している先輩もいる。監督業は厳しいという話ではない。そもそも、大学生の友人や専門学校の生徒の発想が間違っていると言う話をしたい。 彼らの発想はバイトが基本になっている。1時間働けば900円。たいていのバイトはそんな感じ。1日10時間労働で9000円。1ヶ月に20日間働けば18万。「それならどーにか生活できるかなあ?」という考え方だ。しかし、それはバイトや会社員の世界での価値観。映画の仕事は監督でも、脚本家でも、カメラマンでも、技術がいる。質問をした生徒たちは、まだ何も技術を持っていない。にも関わらず1時間働けばいくら? 1日働けば***円という計算ばかりしている。 何の技術もない彼らが撮影現場に来ても、何の役にも経たない訳で、1時間いくらどころか、1円たりとも払われることはない。いや、現場に呼ばれることすらない。そのことに気付かず。「監督をやれば、いくら? 脚本家なら**万円?」と時給計算をしている学生たちは、基本的におかしい。 バイトというのは、ちょっと教えてもらえれば出来る仕事。特別な技術は必要ない。だから、1時間900円とかいう賃金をもらえる。だが、映画の仕事は誰にもでできるものではない。技術があった上にセンスも必要。それを持った人にギャラを払って働いてもらう。その違いを学生たちは理解せず。1時間働けば***円とバイトの感覚で考えるので、ズレてしまうのだ。 ベテランのスクリプターさん。彼女は若い頃から絶対にスクリプターの仕事をしたかったという。が、経験がない。そこで友人に頼み込み、ノーギャラで、それも見習いで撮影に参加した。1年仕事をしたがノーギャラ。だって、何の技術も経験もない人に賃金は払われない。逆に彼女は現場でいろいろと学ぶのだから、本来は授業料を払わなければならない。ノーギャラでもメリットは大きい。 頼み込んで低予算テレビ番組の撮影に参加してもらい、1年間勉強しながら現場をこなした。が、彼女の本当の目的は映画のスクリプターだった。テレビと映画のシステムは違う。そこでまた1年間、見習いで映画撮影に参加。仕事を学んだ。今は一人前のスクリプターとして、それなりのギャラをもらっているが、映画の世界では、技術も経験もない者には1円たりともギャラは払われない。 そもそも経験のない人は撮影の邪魔になったり。足を引っ張ったりすることが多いので、撮影には参加させてもらえないことが多い。1年間も現場で働いたということは、彼女がかなり優秀で頑張り屋だったということ。今の映画界に新人を育てようという思いはないし、低予算化の波で、役に立たない者はすぐに解雇というのが現状である。 さて、思い返してほしい。そんな世界に「月20万円もらえるなら脚本家になってもいい」という大学生。何の技術もない生徒が「監督業は月いくらもらえますか?」と質問。学生にありがちなバイト感覚でしかないことを理解してもらえるだろう。だが、これは映画の世界ばかりではない。一般の会社も昔のように、新入社員は業績を上げなくても、数年は月給もらって勉強というところは少なくなっている。何らかの技術やスペシャリティのない者は採用しない会社が多い。 「月給は30万はもらわないとね!」とかバイト感覚で言っていると社会からはじき出されてしまうだろう。時間の切り売りをして、賃金をもらえるのは、アルバイトだけなのだ。その発想で「仕事」を考えてはダメ。「仕事」を得るためには、それなりの技術や経験が不可欠。映画界だけでなく、一般の社会もそうなって来た。 大学の4年間。或は専門学校の2年間。バイトして、コンパして、旅行して、さあ、就職だ!というときに、技術も経験もないと大変なことになるだろう。最後に少し前に専門学校に行ったとき、出た質問を紹介する。 「太田監督の撮影現場はボランティアでお手伝いしている人がいると聞きましたが、僕らも参加できますか? それから1日いくらもらえますか?」 僕は答えた。「通常は撮影現場に一般の人は入れない。技術も経験もない人が参加すると、トラブルを起こしたり、隠れて俳優の写真を撮ったり、大変なことになることが多い。だから、よほど信頼できる人で、映画愛のある人。この映画を応援したい!という人だけを厳選。撮影の過程を経験、一緒にがんばることを楽しんでくれる人たちのみ。お願いする。その意味で君はダメ。ボランティア・スタッフでいくらもらえる?なんて質問する段階でアウトだ」 その生徒はあとで「よく分かりました。ノーギャラでもいいので、手伝わせてください」といってくるかと思ったが「何だ、タダかよ!」という顔で帰って行った。バイトというシステムが若者たちに勘違いさせ、時代を逆行していることを改めて感じた。学校教育で与えられたことだけをやっていたら、社会に出て大変な事になる時代。なのに気付かぬ若い人が多い。悲しい話である...。

 

 

どくしゃになってね…