こちらは以前、東日本大震災の際に掲載した記事ですが、再掲いたします。


(もう遅いかもしれませんが・・・すみません)





都内で学習塾を経営する方から、下記メッセージです。



よろしくお願い致します。



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これは仲間から届いたお願いです。

出来るだけコピーして皆さんに広めてあげて下さい


★皆さんの助けが必要です。



障害者は、大地震やその他大きな災害が起こった時、状況を把握したり、避難場所への移動ができません。そのような時、皆さんの助けが必要です。

災害時に障害者が困ること。
正確な情報を受け取ることができません。(聴覚障害者や知的障害者など)
周囲の状況が把握できません。

電柱や塀の倒壊、道路の亀裂などがわかりません。(視覚障害者、知的障害者)
自分の意思をうまく伝えられません。(聴覚障害者や知的障害者など)
パニックに陥ってしまうことがあります。
避難場所まで移動できません。
体育館での生活が困難です。
車椅子など肢体不自由者や視覚障害者は、避難者で混雑する状況では動きがとれず、トイレにもいけません。ご理解と援助をお願いします。



正確な情報を教えてください。
意思を伝えられない人がいますので、簡単なコトバで、文章は短く切ってやさしく話しかけてください。
周囲の状況がわかりません。
安全な場所までの避難ができません。
車椅子や視覚障害者は、移動できません。

奇声を発することがありますので、避難場所での生活が困難です。

避難誘導及び援助の仕方


1. 視覚障害者の場合
どこに逃げれば安全か、教えてください。
家の周りの状況を教えてください。
避難場所まで誘導してください。

<誘導の仕方>
肩や腕を貸す形で、半歩前を歩いてください。
視覚障害者を押したりひっぱたりしないでください。
誘導しているとき、周りの状況を伝えて下さい。
方向を示す時は、時計の針の位置で伝えて下さい。

(例えば、時計の文字盤による方向は、右は3時、左は9時、正面は12時と考えます。)


2. 聴覚・言語障害者の場合
家に来られても、音や声ではわかりません。懐中電灯などで照らしてください。こちらは、笛を吹いたりして知らせます。
ラジオの情報など教えてください。
避難所で食事の配給などの音声情報が入りません。その内容を伝えて下さい。



<コミュニケーションの方法>



筆談(ひつだん、紙に書いて伝える):
筆記用具がなければ、相手の手のひらに指先で文字を書いたり、空間にゆっくりとひらがなで字を書きながら口を大きく開いて、話しかけてください。

手話(しゅわ):
手の形や表情・動きを(身振り)中心に、身体全体でコミュニケーションを行う方法です。多くの聴覚障害者が使う方法です。覚えるとなかなか楽しい面もあり ます。講習会、手話サークルなどで、少しでも覚えていただけると大変助かります。その他、身振りで伝わる場合も多いです。また、話し手の表情も言葉のうち です。

ファックスなど:
電話回線が使えるときは、ファックスで連絡をしてください。電子メールも有効な伝達手段のひとつです。
全ての聴覚障害者が手話をするわけではありません。



3. 肢体不自由者(車椅子など)の場合
家が住めないような状態や火事にならない限り、在宅で過ごす人が多いと思われます。

水や食料の配達をお願いします。
エレベータが止まると、他の階に階段を使っていくことができません。

援助者が複数必要です。
車椅子の押し方や、避難の方法は、障害者(及び家族)と相談してください。


見た目では、ハンディがあるとわからなくても、呼吸器や内臓に疾患がある人や、膀胱や直腸に障害のある人などもいます。

そうした人が困っていたら、緊急連絡先に連絡して、その後の対応に協力してください。



4. 精神障害者・知的障害者の場合
パニックに陥っているときは、「大丈夫」「安心しなさい」とか、「助けに来たよ」と声をかけ、安心・落ち着かせてください。
現在の場所にいることが危険な場合は、避難場所など、安全な場所まで連れて行ってください。
話し方については、わかりやすく簡単なことばを使ってください。

話は短く切って、一問一答のように確認しながら話してください。
できるだけ早く、家族や作業所に連絡を取ってください。



区民のみなさまへ



私たち障害者も、3日分の食料や水を用意するように心がけていますが、火事や建物の倒壊などの場合、自力で逃げることはできません。


「助け合いネットワーク」に登録している障害者および高齢者もいますが、していない人もいます。

災害時の要援護者は、区内に2万人くらいいると思われます。

ご近所で見かけた障害者や高齢者の安否確認をしていただけると助かります。
障害者は、その障害の種類、程度によって、救助・支援の方法が異なります。

障害者本人と話し合うか、黄色の当事者版パンフを見てください。

個人カードを持っている人もいます。(知的障害者等)