1年間、介護職として働いたあと、
現在は介護助手として、介護職をサポートしています。
ですから、今回は、介護施設について書いてみます。
FPと介護助手の共通点
なぜかと言うと、FPも介護も、
お客様(クライアント)の人生を
最終ゴールまで充実した物にする
仕事だと思うからです。
介護職と介護助手で計3年。
この経験をもとに、今日は、
高齢者向けの介護施設がどんな所か、
書いてみます。
介護施設の本当の姿
皆様、いずれはご両親やご自身がお世話になる可能性があります。新聞の折り込みチラシやネットの広告でも、介護施設を良くみます。
これらの宣伝では、
・「栄誉のバランスが取れた美味しい食事」、
・「看護師常駐の安心体制」、
・「24時間の介護サービス」
といったアピールとともに、
中の様子が描かれています。
近所の公園でのお散歩の様子。
四季折々のテーマに合わせた行楽行事。
宣伝は、それぞれの施設の特徴を捉えたもので、真実だと思います。そこで働く立場でみると、現実の一部を切り取ったものだと感じます。
介護施設の区別
介護施設はざっくりと3つの種類に分かれます。
1.入所型
2.通所
3.訪問介護
一番目の入所型が、いわゆる施設です。
私が介護助手として、働くのは、特別養護老人ホーム、いわゆる特養(トクヨウ)です。
2番目の通所が、自宅から通う施設。デイサービスなどです。
3番目の訪問介護が自宅までヘルパーが介護に来てくれるサービスです。
これらは40歳以上の人が保険料を毎月払っている介護保険のサービス。
この中で、入所型の特養は、
介護の必要性が高い人が入ってきます。
介護保険では、介護の必要性の度合いを5段階で表しています。
特養は比較的狭き門
特養は、この5段階の3段階目、要介護3以上の人でないと、入れません。
ということは、上の3段階で、
一番介護が大変な方々が、入所してこられるということです。
先ほど書きましたように、人生の最終ゴールに近い方々がお客様であるということ。
これから、当ブログでは、特養での出来事、有り様を楽しく、分かりやすくお伝えしようと思います。
読者の皆様も、きっと関心を持って頂けると思います。
高齢者施設において報道で目にするのは、先ほど述べた施設の募集広告のような美しい場面と、虐待事故などの悲惨な場面です。
どちらも確かに世の中で起きていること。
でも、真実は、その美しい部分と悲惨な部分の中間のグレーゾーンにあると考えます。
そのグレーゾーンを、プライバシーに充分配慮したうえで、分かりやすく描いて行きたいと思います。
今後とも、ご一読の程、よろしく
お願い致します。
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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。