投資初心者の方に、お金についての知識
を広げて頂くために、金融教育の記事を
書いています。
金融教育とは、お金の知識と判断力を養う勉強です。
近年、高校生の家庭科の中でも、取り入れられています。
投資デビューしたばかりの人が悩むのは、
・証券口座を作るとき、
・初めて株を選んで買うとき、
です。
その次の悩みは、株を売るときでしょう。
まず、どのタイミングで売るのかの判断も難しいのです。
持っていれば更に上がるかもしれない、という迷いとの戦いがあります。とにかく、今が売り時という判断をしたとしましょう。
その株式を売っても、その日にはお金になりません。
(基礎から学べる金融ガイド、p15より)
順を追って、説明します。
売るときには、証券会社に売却の注文をします。ネットならシステムにログインして、売り注文を自分で出します。
店舗なら電話なり来店して、売る指示を出します。
いずれの場合も、売る株数を指定します。
もう一つ、指値(さしね)と成り行き(なりゆき)かがあります。
指値は、売るならこの値段以上にしてほしいという値段を指定することです。その日、その指値に達しなければ、売ることはできません。
成り行きは、とにかくその日に売ることを優先し、証券会社に売る値段を任せてしまうことです。
指値にしろ、成り行きにしろ、売り注文が成立したとして、その日に換金出来る訳ではありません。
日本株の場合、普通は、
売り注文が成立した日を含めて3営業日
と決まっています。
売り注文が成立する日を約定日(やくじょうび)といいます。
代金が証券口座に振り込まれる日を受渡日(うけわたしび)と言います。
10/5木曜に売り注文を出した場合、約定日は翌週の10/10火曜です。
10/05木曜 1営業日目(約定日)
10/06金曜 2営業日
10/07土曜
10/08日曜
10/09月曜祝日
10/10火曜 3営業日目(受渡日)
祝日をはさむと5日後です。
結構かかりますね。
ですから、何かに必要なお金を株式で用立てる場合は、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。
最後に、売り注文は、買う相手が居なければ、成立しません。
相場が暴落しているときとか、その株式の会社が倒産しそうだという噂が流れた場合は、その日に売れない場合もあります、
売れなければ、当然、証券口座におカネは振り込まれません。
このように株式はすぐお金に変わらないことを覚えておきましょう。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)
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