2024年3月に、日銀のマイナス金利政策が解除されました。我々日本人は、これから「金利のある世界」で、暮らしていかなければなりません。


そこで、住宅ローンの仕組みについて、説明します。


 

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住宅ローンの変動金利と固定金利について、ご説明します。

 

 

  皆さん、変動金利を不安に思いっています!


住宅ローンを

変動金利の契約で組んでいる方から、

変動金利から固定金利に変更する方法を

質問されることが増えてきています。

 

これは、

日本のゼロ金利が解除されたことが原因だと思います。

 

金利上昇の前に、住宅ローン返済方法を考えなおそうとされているからでしょう。

 

変動金利から、固定金利に変更すること自体は、事務手数料を払えばできます。

問題は、いつそれを行うかです。

 

その判断をどう行うのか、順を追って解説します。

 

 

  変動金利上昇分の支払い余力確保 


住宅ローンを組んでいる大和さんの例を、

まとめます。

 

・変動金利0.50%

 

・年額124万円(月額10.3万円)

・返済総額4340万円

・ローン済1860万円(15年)

・ローン残2480万円(20年)

 

もし、変動金利のままにする場合、

予想される金利上昇に耐えられる

預金や資産が必要です。

 

あるいは売却により、

廉価な郊外の物件に住み替える

シナリオを用意しなくてはなりません。

例えば、インフレによる予想上昇率を

年3%とします。

 

残債2480万円

3%20年で返済すると

総支払額は4478万円となります。


4478万円−2480万円 =1998万円

20年で約2000万円です。

ざっくり年間100万円は世帯で毎年貯蓄できることが変動金利のままにする条件です。

  金利増に備えて貯金出来ないなら.......


それが出来ないのなら、固定金利に変えましょう。

 

固定金利に上げれば、月々の返済金額は増えます。

 

しかしながら、日本の金利が急激に

上昇するリスク(不確定要因)

をなくすことができます。

 

枕を高くして寝られるのです。
 

 

(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)



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ここまでお読み頂き、ありがとうございました。

 

 ※この記事は、2024年4月現在の経済状況(金利のトレンド等)に基づき、執筆しました。

 
 ※ご自身の住宅ローンの見直しをすべきかどうかは、その方の状況(年収、年齢、家族構成、残債の金額、ローンの条件、など)や将来の経済変動、法改正等によります。  
 
当コラムでは、有益と思われる一般論を書きました。最終的な判断はご自身にてお願いいたします。