を広げて頂くために、金融教育の記事を
書いています。
金融教育とは、お金の知識と判断力を養う勉強です。
近年、高校生の家庭科の中でも、取り入れられています。
積立投資とは?
この反対が、一度にまとめて投資をすることです。
「一括投資」という言葉は、あまり聞きませんが、積立投資の反対は一括投資でしょう。
積立投資は、時間分散という分散投資の一種
実は積立投資は、分散投資の一種です。
前回のコラム、分散投資とは?
で、投資対象を色々な種類の資産(例えば、株式、債券、不動産など).に投資するのが、分散投資だと、説明しました。
しかし、分散投資はこれだけではありません。
投資するタイミングを分散することを時間分散といいます。
投資対象の価格は、高いときもあれば、低いときもあるでしょう。
高い時に買えば、損失の可能性が高くなります。
しかし、今、その価格が高いとかどうかは、
後になってみないと分からないのです。
時間分散は、一括で買うことによって発生するリスクを減らしていると言えるでしょう。
よく分散投資は、卵を複数の籠に分けて運ぶことに例えられます。
この例えでいえば、積立投資や時間分散は、卵を何回かに分けて運ぶことに当たるでしょう。一度くらい転んでしまい、ダメになる卵もあるかもしれません。でも、毎回転ぶことはまずないでしょうから、大半の卵は安全です。
結論、分散投資を長期で行えば、価格の変動リスクが小さくなります。
長期投資においては、積立投資を行なう期間は、数十年に渡るでしょう。毎月、10年積立投資をすれば、投資の回数は120回です。
これだけ時間分散が進めば、安く買えるときもきっとあります。もはや個々の投資タイミングでの価格を気にする必要はなくなるのです。
(ファイナンシャルプランナー、日本FP協会CFP認定者、介護職員向け実務者研修を修了)
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最後に、
※ここに書かれているのは、筆者の知見に基づく一般論です。例にあげている実際の金融商品の原稿作成時点のデータです。実際の投資で同様のリターンが得られることを一切保証しません。投資は、ご自身の判断に基づいて行って下さい。また、このブログでは特定の金融商品を推奨、勧誘することは一切ございません。