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このブログでは、自分のペースと相場観で長期投資を行なう「マイウェイ投資」をお勧めしています。

本日のテーマは、

2023年1月の相場観

です。


日米の株価と国債利回りの指数を月次で集計します。自分のペースを保って、マイウェイに投資を続ける上で、毎月の指数の動きを、きちんと押さえることが大切です。

チャンネルを運営しているのは、ファイナンシャルプランナーの「長期投資ヘルパー」です。

普段は老人ホームで、介護士を手伝う介護助手の仕事をしています。





それでは、今月のブログを御覧下さい。

 

・2023年1月末の指数

 

 

 

先月、2023年1月末は、月足で、
・日経平均は、27,324円
・ダウ平均は、34,086ドル
・日本国債10年利回りは、0.490%
・米国債10年利回りは、3.510%
でした。

その一ヶ月前、2022年12月末は、
・日経平均は、26,094円
・ダウ平均は、33,147ドル
・日本国債10年利回りは、0.410%
・米国債10年利回りは、3.878%
でした。

4つの指数における、価格の推移は次の通りです。
・日経平均は、上昇
・ダウ平均は、上昇
・日本国債10年利回りは、下落
・米国債10年利回りは、上昇


2022年12月末が4指数すべての下落だったのに対して、今月は日本国債以外は価格が上昇しました。

米国金融市場の引締が緩和される観測が強く、このような結果となりました。  
 

・2023年1月の出来事

 

1/18 日銀は、10年国債利回りの目標値は昨年末に引上げた「0.50%から変更の必要なし。」、との見解を発表しました。とはいえ、10年国債利回りは、0.40%台後半と、0.50%に迫っています。このため、日銀が引締へ転換するのでは、と囁かれています。日本国債利回りの上昇、すなわち日本国債の下落は、この引締め観測によるものでしょう。

米国中央銀行のFRBは、1月末の定例会議FOMCで、0.25%の利上げを決定しました。政策金利は、4.50-4.75%となりました。昨年12月の0.50%やそれ以前4回に渡る0.75%と比べると、利上げ幅は、ぐっと縮まりました。

引締の継続ではあるのですが、これで緩和への転換が期待され、2月は株価の続伸が予想されます。

また、この引締減速により日銀の将来の緩和終了時期は、不透明になると考えます。米国利上げのスピードが落ちたことで、日米とも、物価目標2%を大きく上回るインフレの長期化が予想されます。FRBはFOMC会議後の声明で、「インフレは穏やかになったが、依然うなぎ登りである。」と言っています。

最後に

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。