はじめまして。
私はさちの娘です。
母に託されておりましたので、ここに記させていただきます。
 
 
2015年8月にALSと告知され闘病中であった母さちは、昨年12月28日に永眠いたしました。
 
 
最後の数日間は常にまどろんでいる状態ではありましたが、かろうじて意思の確認はとれました。
少しでも回復して欲しいとの思いから入院をすすめたのですが、母の答えは「いいえ」。
静かに、眠るように、自然の流れに逆らわずに逝きたい。
それが母の願いだったのだと思います。
そしてその願い通りに穏やかに苦しむことなく母は旅立ちました。
 
 
最期まで自分の意思を貫き通した母。
 
 
病気の告知を受けてから母の意志は一貫しておりました。
人工呼吸器はつけず自然の流れのまま。
だからといって生きることを諦めていたわけではありません。
最期の「そのとき」まで大切に生きようといつも前を向き、凛とした姿を私に見せてくれました。
そして「そのとき」まで「さち」として生きた母を誇りに思っております。
 
 
青空の下  星空の下
やさしくそよぐ風になれますように
そよ風  青い風だよ
 
生前母が語っていた言葉です。
青いそよ風になってきっと皆さんのところへも訪れているかもしれません。
 
 
最後になりましたが、母にもうひとつブログに記すことで頼まれていることがあります。
しかしその記す内容はおそらく1年以上先のことになると思います。
もし皆さんが覚えておりましたら訪れていただけたら幸いです。
 
母のブログはそのときに閉じさせていただきます。
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
 

 
 
 
 
2か月に一度の散髪が
今日の午前中にあった。

娘に切りすぎてると言われ、
今回はそろえる程度でお願いした。

その後にいつものことが
一気に集中して続いた…

月1回ある歯科検診で
歯のお掃除をしていただく

毎日のマッサージ

週1の訪問医の診察
 
そして入浴

全て介護士さんのお世話で
できていることに感謝しかない…

言わずに遠慮してると
察した介護士さん、看護師さんに
叱られてしまう。

次から次へ
怒涛のようにやることが
続いた1日だったけど、
夕方嬉しいハガキが届いた。
9月に宿泊した バリアフリーの
富良野のペンションからでした。
懐かしいなぁ…
出掛けられる身だったら
銀世界の富良野へ
パウダースノーで遊んでみたい…

富良野で巡り合った方々も
心優しく本当に素敵で
旅日記にいい思い出を
綴ることができた。



暫くのせてなかった
今日のテーブルのお花 





 
今朝は久々に青空が顔をのぞかせてくれた。
 
北風の吹かないかぎり
こんな日はお散歩に最適、
窓から外を見て籠の鳥みたいだなぁ・・・と
切なくなったよ。
 
そんな今日も娘が出掛けた際に
いつもの日本大通りの写メを送ってくれた。
 
台風の被害で並木道は黄金色とはいえないけど、
歩道に落ちた銀杏の葉は黄金色の絨毯
 
 
横浜地裁前は物々しい報道車両。
今朝、注目の裁判があって、判決の結果も出たとか、
その名残の報道関係者がまだいて撤収中なのかな・・・。
 
今年最後の日本大通り
写メをありがとう
 
 
 
 
また若葉の茂る春がくるよね
 
私はどうしているだろうか・・・。