母さちが青い風になってから一年と四ヶ月。
今回も引き続き娘の私が書かせていただきます。
前回の記事で母に託されていたことがあると申しましたのでそれを記させてください。
遺言だった散骨と最後のごあいさつについてです。
今から2ヶ月前の2月22日。
南関東では春一番が吹く中、横浜の海に母の遺骨を散骨してきました。
横浜の海への散骨は母の強い希望でありました。
お天気には恵まれたのですが、何しろ春一番が吹き渡る一日。
当初は横浜ベイブリッジ沖での散骨予定でしたが風が強かったため、
より風の影響を受けにくい鶴見つばさ橋沖での散骨になりました。
ブーケや花びらなど色とりどりのたくさんの花々と一緒にお別れです。
母の想いを叶え心に残るお別れができました。
母は「青い風になりたい」と言っていたので、
春一番となって私たちの元に現れてくれたのだと思います。
母より皆さまへ最後のごあいさつです。
「ブログを今まで読んでくれてありがとう」
これでブログを幕引きして欲しいと頼まれておりました。
前回の記事に寄せられた皆さまからいただいたたくさんのコメントを拝見させていただくと、
いかに母が愛されていたかがわかりました。
母のブログなので私からのコメントのお返事は控えさせていただきましたが、
大変感謝しております。
皆さまの想いは母に届いていることでしょう。
それを「青い風」で感じていただければと思います。
これにて母さちのブログ「Your ☆ Song for me…」は終わりにさせていただきます。
本当にありがとうございました。
追記
いつも母のことを忘れずにいてくださる皆さまにお知らせです。
私の姉が母のブログを整理して小説投稿サイトに投稿しました。
主に闘病記事がメインです。
プロローグにあたる始めの部分とエピローグにあたる最後の部分以外は基本的に母のブログ記事そのままを引用していますが、目次がつくことで刻々と変化していく母の体調や心理状況、環境の変化がわかり読みやすく整理されていると思います。