ロックミュージカルはらじゅくグラフィティーは東郷神社に特設テントを設けて公演が行われた。オープニングは特設テントに主役のチャリーがオートバイで乗り込んで来るという大がかりな場面から始まった。キングレコードからサウンドトラック盤が発売された。少女コミックの漫画化にもなった。10日間という短い期間だったけれど出演者は個性溢れるタレントばかりで非常に充実していた。特にトニー(徳ちゃん)はヒトキワ輝いていた。完全に主役を食っていた。今思うと、世の中に出ていく人間というのは、とにかくバイタリティーがあり、リーダーシップをとれる人間でなければいけないと思う。そんな要素を徳ちゃんは全て備えていた。受け手と送り手というけれど、舞台に立つ人間は常に送り手でなければいけないと思う。ヒデアキ