今年はロシア革命から100年目という記念すべき年ですから、マルクスの資本論をゴリ押しする新聞がありました
その新聞は言わずと知れた、在日記者が在日活動家へのインタビューを元に作る「朝日新聞」です
なんでも資本論を読んできましょうという内容ですが、資本論って難解で何を書いてあるのか判りませんが、簡単に個人的見解で解説すると
商品には「使用価値」と「交換価値」価値がある
「使用価値」ってのは使ったときにどれだけ価値があるかですが、交換価値と言うのは同じ石でもダイヤモンドと河原の石では価値が違います。でもね、ダイヤモンドと石を交換するすることは可能で、ダイヤモンド0.0001kgと石は100,000kgぐらいなら交換できる(相場が判らんので適当です)でしょう
この違いはダイヤモンドは希少価値があると考えがちですが、ダイヤモンド0.0001kg手に入れるにはどれだけの手間暇がかかったか?で価値が決まると言っており、言い換えるとダイヤモンドを手に入れるためにどれだけの労働力が必要だったかでダイヤモンドの価値が決まるので「労働価値観」って呼ぶらしいです。
労働価値観とは
そんで「労働価値観」と言うのには「絶対的剰余価値」と「相対的剰余価値」と難しい名前ですが、これは資本家(会社)がどうやって儲けるかって事です。
仕事をする人を労働者って言いますが、一人で出来る仕事って個人差はありますが一定だとして、一人8時間でチャーハンを800食作れるとし8,000円の給料だとしましょう、これなら1食10円で作れますね。
これの価値を上げるには・・・・・・
〇絶対的余剰価値
給料をそのままにして仕事時間を増やしちゃったら良いんですよ、給料そのままで16時間働かせれば1,600食作れるので1食5円なので安く作れ社長さんはウハウハです
〇相対的余剰価値
仕事時間を延ばさなくても8時間で給料を半額にしちゃえば同じく1食5円でつくれるので社長さんはウハウハですよ
他の方法で相対的余剰価値を上げるには、倍作れば8時間で1,600食なので同じく1食5円になります
つまり企業が設けるには、安い労働力を使って沢山生産するってことになります
これらの方法で企業が儲けることに必死になっており、人間が今まで800食しか作れないので機械を導入して1,600食作るようにすれば良いと気づくでしょう。
ここで問題は、賃金を下げるか機械を導入するので仕事が減り働く人が少なくなってしまいます。そうすると社長さん(資本家)儲けた金が集中し貧富の差が大きくなり、金が金を産む社会になる・・・・・つまり貧富の差が激しくなるってことです。
それを放置すると巨大な会社が独占して全ての金が集中し、反対側で貧困が多くなるから、貧富の格差が大きくなった場合「労働者が革命を起こして企業(資本家)の財産を奪っちゃいましょう」とも言っています。
中国は毛沢東が社会主義国家である中華人民共和国
ロシアはレーニンが革命によってソビエト社会主義共和国連邦
大きな社会主義の国を作り、皆が平等で豊かな暮らしができるようにしようという崇高な考えで建国しましたが、競争のなくなった社会主義は実際あまりうまくいかなかったのは皆さんも知るところで、がんばっても基本的に給料が一緒ならだーれも頑張る人が居なくなってしまい、指示された事だけしかやりませんから、衰退していった思われます。
自分が必死になって働いた金を「富の再分配」って名目で持っていかれたらヤッテラレナイでしょう。これのソフトなのが所得税であったり、その他税金なんですよ。中には税金なんて払わない!脱税している人も多くあり心身を削って労働しているサラリーマンなどの100%税金を払っている方から見ると怒り心頭の話で、富の再配分なんて真っ平御免の話です。
企業戦士は心身削り胃潰瘍や精神的にも追い詰まった状態で、日々危機感をもって努力してるのですから、言われた事だけやって提示になったら「ほな、帰りますわ」なんてのと一緒にして欲しくないって事ですよ
話はズレましたが、企業(資本家)も儲かったら社員に再配分して頑張った人は評価をして分配して欲しいもんです。