ミナミアメリカオットセイの赤ちゃんですが
人工哺育になって早くも9カ月?ほどが経過しました
アシカの仲間たちの授乳期間は約1年間ありますので
この期間はずっと強制哺乳で人工ミルクをあげて成長していました
そんな赤ちゃんに、そろそろ魚を食べてもらいたいと思いまして
実際に魚をあげてみるとくわえて振り回して遊ぶだけで飲み込みまはしません
そこで、いつもの様にミルクをあげる感じで(カテーテルを入れる感じで)魚を喉奥に入れてみました
ヤッホーい!ミルクだ~!と嬉しそうにいつも通りスタッフに保定されに来た赤ちゃん
ですが口に入ってきたのはいつものカテーテルではなく細めの魚のオオナゴでして
そのオオナゴが入ってきた瞬間、いつもの雰囲気から一転。暴れて大反抗していました
強制給餌は、スタッフが赤ちゃんの体を固定して無理やり口を開け
もう1人のスタッフが魚を喉の奥の方までグイっと入れます
だいぶ奥の方まで入れると勝手に魚が飲み込まれるわけですが
どうもオオナゴは逆戻りして来るのでアジに変えまして
アジを同じ様に入れるとしっかりと飲み込まれました
もちろん彼女が飲み込みたくて飲み込んだ訳では無いですけど
その後、嘔吐したり下痢をしたりすることは無く
1匹のアジだけとは言えしっかりと消化されて胃腸を通ったので
数日おきに強制給餌を実施して少しずつ魚の量を増やしていき
平行して魚を食べることに気付いてもらえる様にして行く予定です
魚を食べられる様になればもう強制哺乳はしなくて済みますからね
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