6月3日、あっという間に生後一ケ月をクリアしたゴマフアザラシの赤ちゃん
ゴマちゃんは成長が早い
そんな赤ちゃんがまだお母さん・ルーちゃんのお腹の中にいた時の様子のお話です
動物が妊娠しているかどうかは、体重の増加具合やエコー・採血・尿検査など、様々な数値で確定することが出来ますが、以前、そういった検査をする為のトレーニングが進んでいない頃、お母さんの体を目視で見る事がとっても重要としていました
もちろん今でも大事ですが、沢山見るところはあるのですが、見た目だけに絞ると、お腹周りの大きさや乳首の突起出具合、そして胎動です
お母さんアザラシにはゴロンと横這いになってもらいしばし静止してもらいます
お腹の膨らみ具合と、乳首が見えるのですが、普通乳首は体の内側に入っているので分かりにくいです。ですが妊娠し出産が近づくと突起してきます
出産当日に、赤ちゃんが出てくる直前、先にたらっとお乳が垂れてくる子もいます
しかしこの動作も、お腹が大きくなってくると、体が重たく、動くのが嫌になりプールから上陸するのもおっくうになってきます人間と同じですね
それでも体の状態は把握しないといけないので、頑張って~っと呼んで確認
この頃は、ゴロンも適当です(^^;)
そして確認できると嬉しくなるのが胎動です。
胎動とは胎児がお母さんのお腹の中で動くと見れる、お腹の動きです
朝一番にこれが見れると、赤ちゃんが元気な事がわかるので、一日中なんとも言えない幸せな気分になります
こんな感じで、数値以外でも赤ちゃんの成長具合を確認する事ができます
とにかく生まれるまでは、どんな些細な変化でも心配になったり、嬉しくなったり不安いっぱいです
しかし、無事に生まれて、この顔を見る為にお母さんも頑張って来たかと思うと、不安だった思いもどっかにいってしまいますね