し~まんです
今日ご紹介する生き物は残念ながら本日12時ごろ死亡してしまい展示は終了してしまいましたが、すごく珍しく面白い生き物だったのでご紹介させて頂きます。
昨日伊勢シーパラダイスに超超超珍しい生き物が採れたと連絡がありました
急いでシーパラまで届けて頂き見てみると・・・
タコブネということで搬入しましたが、いろいろ調べてみると
アオイガイという生物でした
眼のあたりはぶよぶよ、後ろ部分は貝のようにカチカチです
アオイガイって何?タコなの?貝なの?って状態のし~まんでしたので、いろいろと現地の状況などを聞きながら調べながら飼育を開始しました。
飼うのがとっても難しい生物らしく、せっかくシーパラにやってきたので皆さんに見て頂こうとふれあい魚館で早速展示を始めました
大きさは15㎝ありました(測るとこ間違えてなければ)
これには数十年前タコブネというに多種類の生き物を飼育したことがある館長もびっくりしていました(タコブネは大きくても10㎝程だそうです。)
アオイガイの正体はタコの仲間だそうです
確かにタコの吸盤みたいなものがあります。
いろいろ調べてみると、貝に入っているのはメスの様で、このきれいな貝はどこかで拾ってきたのではなく自分で作ったらしいです。
カルシウムを含んだ粘液を使い作るそうです。
とても自然の物とは思えない造形美です。
スゴイな
殻はメスだけが持つらしく、
オスはメスの20分の1のサイズで、発見されてすらいないとか?(この情報は間違ってたらすみません)
まだまだ分からないことが多いアオイガイです
(これは第3の目ではなく口です。でもし~まんは最初見たとき目が3つあると本気で思いました。)
飼育例も少なく、飼育が難しい生き物ということでもしかするとすごく短い展示期間になってしまうかもしれませんと言いながら展示をしましたが、たった1日の展示になってしまったのはあまりにも短く自分の力不足を思い知らされました。
インスタなどで速報を見て見て楽しみにしてくれていた方大変申し訳ありません。
調べていくうちにへんな生態がたくさんあって、面白い生き物でした。
アオイガイに関してはもう少しいろいろありまして貴重な映像も取れたので、ちょっとまとめてパート2もあげようと思います。
殻の中には卵がありましたので、もしかしたら孵化するかもということで展示を継続しています。