今の超短期的現在
ゴマフアザラシたちは発情の時期を迎え
通年行っているアザラシタッチというイベントを通常通り実施できずにスタッフが右往左往しています
年に1度の恋の季節でアザラシたちが浮足立っているので仕方なく・・・と言いますか
まだ本格的に発情していない子でアザラシタッチを実施するべく
いつもとは違うスタイルでアザラシタッチを行っております
そんな アザラシタッチが出来る子を 藁をもつかむ心境で探すスタッフに一筋の光明が差し込みました
その光明はゴマフアザラシのサン太くんです
彼は飼育舎から出てフリーになるとなぜかいつも違うゴマちゃんのプールへ彼の意志でパトロールに出かけます
彼がなぜよそのプールのアザラシたちを見に行くのか?その理由は誰一人として分かりませんが
なんせ。彼はいつもよそのプールへ自分の意志で顔を出します
そうです。
このプールは通年でアザラシタッチを行っているプールでして
実は今現在このプールのアザラシたちが絶賛発情中の為
餌をまともに食べなかったりで・・・要はスタッフの言うことを聞いてくれませんので
いつもとは違う場所で、いつもとは違うアザラシたちがアザラシタッチの代役を務めました
その中の1人としてサン太くんですが
いつも通り 彼の意志でパトロールをしに来た先にスタッフが彼の餌バケツを持って待っていました
サン太くんの個人の意思で階段を勝手に登り
彼の意志でこの通常行っている 「ふれあいステージ」 へ駆けあがっていくサン太くん
初めからココまで。 彼の意志で彼の目的の為にこの 「ふれあいステージ」 へ来たハズだったのに
そこに現れた 餌バケツ持ちのスタッフ
「サンくんごはん食べる~?」 と甘い誘惑の声をかけられ
そのまま食べ始めた時点で彼は彼の本来のパトロールという目的を見失い
そのままスタッフに乗せられてその場所で魚をもらっている間に
「アザラシタッチ」というイベントが粛々と進められていきました
彼はきっと 自分が曲げられた とは思っていないと思いますが
端から見ると本来の彼の目的とは明らかに違うものに入れ替わっているように見えます
なんと言いますか・・・偏見っぽい言い方としますと
伊勢シーパラダイスのオスっぽくて と~ってもかわいいです