まちのための「ポスティング事業」 | 大山の麓、伊勢原市発の「チラシポスティング」が世界に進出します!

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伊勢原市のポスティング事業「いせはらポスト」代表、アシカワナガミツが、紙の広告って本当にスゴい!ことをお伝えするブログです。
伊勢原市を元気にするポスティングが、海を渡ります。

自分が今、ぽっくり死んだら・・・

なんてことを考えながら生きちゃっているのは、

僕だけでしょうか。



なになに?? お先真っ暗なお話??

いえいえ、結構前向きな気持ちでございます。



私がポスティングをはじめたころ、

ぼんやりとした事業目標を持っていました。


そのひとつに、

「何か自分たちと分かるものを、身につけてポスティングがしたい」
という考えがありました。



事業を始める直前、警察署へ行って

「私たちはまちのすみずみを歩く事業なので、

まちのパトロール役目も担えます」と宣言をして、

「防犯と書かれたビブスをください」と
無茶なお願いしにいったことがあります。


当然のことながら、

そんなどこの誰とも分からぬ者の
突然の申し出は、


やんわりと優しく、
丁寧にお断りをいただきました。



今、私たちはビブスを着て、
ポスティングが出来るようになりました。

防犯とは書かれていませんが、
何か身に付けてポスティングをしたい、
という希望は叶いました。



他にもぼんやりとした目標はありました。

「日本で一番、
高齢でも仕事ができる事業にしたい」

「日本で一番、
休みが取りやすい事業にしたい」

そうなりつつある実感は、

こうなりたいと思いつづける限り、
時間とともに感じられるんでしょうか。




そんなぼんやりとした
いくつかの目標の中で、


まったくぼんやりではなく

はっきり、こうしたい!
という目標がありました。


それは、

「自分がいなくなっても、
末永く生きる事業にしたい」
ということ。


私は前職の勤め先もポスティング会社だったわけですが、

そこでの経験は、今の自分にたくさんの影響を与えてもらいました。



当時、配付組織担当をしながら考えていたのは、

「どうやったら、
平日に休みが取れるんだろう」という

今思えば、とてもささやかな希望でした。


その頃の私は、

人にお願いをするなんて、申し訳ない。

できる限り、自分で解決しよう。

誰かにやってもらうのに、
教えている時間を考えたら、
自分でやってしまった方が速い。


そんなことを日々胸の中に抱えながら、
平日のどこかで休みたいと妄想していました。


思いとは真逆の行動、

自分がいないと会社が動かない

会社にとって、自分は常に必要だ!

と思われるような
行動をしていたんですね。

結局、妄想のまま終わった
平日お休み計画。

休めないのを会社のせいにする
不誠実なオトコでした。



自分で会社経営をする直前になって、

会社のせいには出来ない状況になって、

一年365日、どこで休みをとるか?
と悩むのは辛すぎる。


自分がいつも会社に必要だと思うことは、

なんて苦しいんだ!と気付きました。




ポスティング事業の独り立ちとは?

自分がいなくても生きる会社とは?



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青年会議所でまちづくりの委員として、
学ばせて頂いたり、

組合の同業者さんとたくさん会話もして、
なんとなくイメージが出来ました。




ポスティング事業は、
街のものになってしまえば良いんです。


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必要な時に必要なだけ使われる、
電気、水道、ガスのようなものに。

そこに住む人、誰もが出入りし活用できる
公民館、自治会館のような、
緩やかにつながる組織体。

民と官、個人と団体、
いずれにも偏らない、
あらゆる情報を平等に取り扱える、
小さな組織ならではの流動性。


街をあたりまえに流れる川のように、
時にはカタチを変えて、
いつまでも流れ続けるような、


最後はイメージばっかりになっちゃいましたが、



街にあたりまえの事業になること

これが私の考えた、

私がいなくても生きている、
ポスティング事業の理想です。



そんなわけで、いせはらポスト、

みなさまに大いに活かしていただき、
生かされる組織を目指してまいります。

ニコニコ



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