こんばんは^^

 

今日は奈良で舞のお稽古があり、

そのあと奈良国立博物館で空海特別展を見てきました~☀

 

奈良のお稽古は毎回とても深く刺激を受け、目からうろこの気づきにあふれる、

たいへんありがたい場所。

 

今日もたいへん刺激を受けて帰ってきました。

 

最近、いろいろと方向性でモヤモヤしていることがあって、

 

舞の形だけやればいいのか?

装束に水干を着れば白拍子なのか?

所作や服装の必然がないのにやるなんておかしくない?

とりあえず、姿勢と歩くことをまずしっかりやろう!

あれ、そもそも正しい姿勢とか歩くって存在するの?

 

など迷走していたのですが、、、

 

先生に

「白拍子ってわざわざ烏帽子かぶって、袴も長いし、現代の身体性と違いすぎるよね

 烏帽子かぶるなら、頭までの意識じゃなくて、烏帽子まで含めた意識にならないと。

 長袴もそう」

という旨のお話をいただいて、ハッとしました!

 

"正しい姿勢とか歩く方法って存在するの?"

の答えは、白拍子の装束にあったんや~~💡

 

水干、烏帽子、長袴、蝙蝠、これらをもっと徹底的に仲良くなることが今できることや~~~

と発見。(笑)

 

そして、当時の人の身体性や価値観をたどるべく、

どういう生活をしていたのか、なんで足を踏むのか、とか、

調べることがいっぱい…!

 

さらに、歌と体と呼吸を一体にすることとか、

ずーっと軸を離さないこととか、技術も探究することがいっぱい…!

 

そしてこれら全部、ちゃんと自分の必然になってないと、

たちまちコスプレ、あるいは形骸的な"デントウゲイノウ"になってしまう…

 

やから、「きっちり型にはめること」もありながら、

その分なんでもありの時間もだいじ🐤

 

歌は残っているけれど、舞や形式はすでに滅びた芸能なので、

文献や自分の実感で深めて探っていくしかない。

 

情熱と勢いで「白拍子やるんや!」と走り出してきて、

今になってやっと、とても壮大なテーマを設定したと気づく。(笑)

 

壮大なテーマがゆえにロマンがあるのやけれど✨

 

白拍子を現代に、本質的に芸能として確立させて、伝統芸能ルネッサンスを体現するぞ~(* ̄0 ̄)/ !!