第3276段 『相対性理論の敷衍による』26
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年5月22日
その男の所属する立春知立短歌会の
五年ごとに発行する合同歌集の今回版の
『池鯉鮒Ⅳ』に『相対性理論の敷衍による』と題した
連作45首を発表し評価を世に問ひけり。
その連作の第26首目は
得恋と 失恋繰り返す 友なりき
生き甲斐なれば 咎め立てせず
得恋とはあまり聞き慣れぬ言葉かとぞ覚ゆれど
要は「失恋」の反対語にて、恋愛関係になること。
而してその友、いつも恋愛関係が長続きせず
終りを迎へければ呆れて言ふ言葉を失ふこと
度々なれば生まれ出でたる作なり。