新編・伊勢物語 第3602段 酒の選択の時 星原二郎第3602段 酒の選択の時 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年5月の下旬の或る日の夕刻 一人宴会の料理を作りつつ 歌を 自称なれ 自宅ソムリエ さて今宵 鶏を肴に 選択の時 と詠み、ビールなればアサヒのスーパードライか サッポロビールかサントリーかエビスか ワインなれば赤ワインか白ワインか はたまた日本酒なれば淡麗辛口の越後か地元の三河の銘酒か 更には洋酒なればスコッチかバーボンか 焼酎なれば壱岐の麦焼酎か肥後の芋焼酎か に悩みつつ冷蔵庫の扉を開けけり。