第3547段 大相撲の琴櫻と藤ノ川の取り組み前
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和8年3月14日の大相撲の大阪場所の
或る取り組みを観戦し
歌を
侮(あなど)るな 相手は小兵の 藤ノ川
琴櫻気合ひを 入れて立ち合ひ
と詠み、立ち合ひ前の最後の塩を掴み
厳しき眼のあたりの表情に変はり
仕切り線へと向かひ闘志をあらはに表したる
一瞬を切り取り詠みたる歌なり。
而して、結果は琴櫻に軍配が挙がりけり。
されど、小兵の藤ノ川の負けん気の強き性格が
よく表れたる取り組みにて
千秋楽に勝ち越したるは見事なる結果と讃へけり。