新編・伊勢物語 第3544段 熊野にて古代の神々の存在を感じて 星原二郎第3544段 熊野にて古代の神々の存在を感じて 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和8年3月下旬 春の便りに誘はれて南紀熊野へと行きけり。 行き行きて更に歌を み熊野は 今もあまたの 神が統(す)べ 寛(ゆた)に豊けく 美しき国 と詠み、熊野川にも熊野古道にも太古からの自然環境が守られてゐる この地域は、やはりユネスコ無形文化遺産が相応しきとぞ覚えけり。 而して、この歌も旅人が旅の安全を祈り願ふ その土地の神々への国褒め歌なり。