新編・伊勢物語 第3396段 上寿近き歌の友の死に際して 星原二郎第3396段 上寿近き歌の友の死に際して 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年10月下旬の或る日 その男の岐阜に住む歌会仲間の100歳にならんとする 女性の死を知り 歌を 上寿近き 歌の友なれ 身罷れば 心もしのに 悲しかりけり と詠み、その歌の仲間の死を悼み 心より冥福を祈りけり。 合掌礼拝。