新編・伊勢物語 第3357段 猛暑も神の試練なれば 星原二郎第3357段 猛暑も神の試練なれば 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月の中旬となれども暑き日の 続けば歌を 猛暑にて 枯れゆく草木 おびただし 神の試練は 越えねばならぬ と詠み、夏を司る神である≪炎帝≫の厳めしき 姿には敵はねども、強くして耐へうるもののみが 生存を許される環境とぞ覚えけり。