新編・伊勢物語 第3355段 敬老の日を寿ぎて詠める歌 星原二郎第3355段 敬老の日を寿ぎて詠める歌 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年9月15日 この年の敬老の日の町内のお祝ひの会に招かれ 祝ひ酒を酌み 歌を 命ながき 人なれ木なれ 敬ふは わが日の本の 習ひなりけり と詠み、万葉仮名にては「寿」の一字の訓を 「イノチナガキコト」と読ませゐることの 意味を宜ひけり。 二句の「なれ」とは「なれど」の意の古語なり。