第3207段 日本を守る巨樹古木の神々を讃へる歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男令和7年4月10日の
立春知立短歌会の毎月開催の
月例歌会に次の歌
日本には 六万本の 巨樹古木
樹の神坐して 国土を守る
を事前に提出し臨みけり。
歌の心は世界に類を見ない日本は巨樹古木の国にして
そのあまたの巨樹古木がわが日本を守りゐるとの
思想より生まれ出でたる作なり。
而して、六万本とはある基準に従ひての統計なり。
広義に解釈すれば七万本を超える数との説もあり。
更に申せば樹木の種類であるが杉、楠、檜、欅が多いのであるが
その樹種の多さもずば抜けてをり
古来より人にしろ樹木にしろ
命永きものを敬ふはわが日本の麗しき伝統なり。
而して、歌会での評価は参加者の半数近くからの支持を頂きければ
悦に入りけり。