新編・伊勢物語 第3162段 人生の終着駅を近み 星原二郎第3162段 人生の終着駅を近み 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年2月の中旬の或る日 徒然なるままに更に歌を 人生は とんとん拍子に 進みはや 終着駅か 頬杖を衝く と呟くが如くに更に詠みけり。 ただし、これまでの人生は勿論、 山あり谷あり、紆余曲折あり 波瀾万丈とまでは言はねどもドラマのありての 果ての回顧より生まれ出でたる歌なり。