新編・伊勢物語 第3150段 日曜日の新聞歌壇 星原二郎第3150段 日曜日の新聞歌壇 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和7年2月の上旬の或る日曜日の朝 いつものやうに新聞を繰り拡げ 歌を 日曜日の 朝の楽しみ 新聞の 歌壇のページを まづは繰りゆく と詠み、作者の住所も読み取り 如何なる作者なりやと想像し頬杖を衝きけり。