第3137段 安城市の沃野短歌会に初参加
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和7年1月25日
三河の国は安城市の文化センターにて毎月
開催の沃野短歌会の月例歌会に
次の
約束は 果たせぬことと 知りながら
風の盆行き 病室に誓ふ
歌を事前に投稿し臨みけり。
歌の心はその男の親しき友の大病後の見舞ひに
自宅療養中を訪ねたる折の感慨の作なり。
≪風の盆行き≫とは越中は富山の八尾の晩夏の行事である
盆踊りを共に行かうとの約束をせし事実に即しての内容なり。
病室といへば多くは病院内を連想であるが
自宅の病人のゐる室内のいひなり。
而して、歌会での評価はデビュー戦としては
及第点の評価をたまはり胸を撫でおろしけり。