新編・伊勢物語 第2703段 魂が溶け出してゆく温泉 星原二郎 第2703段 魂が溶け出してゆく温泉 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和5年10月28日 奥三河は東栄町にある 東栄温泉 花まつりの湯 の源泉かけ流しを 楽しみ歌を 魂が ゆるりゆるりと 温泉(ゆ)の中へ 溶け出して湯(ゆ)く まどろむわれは 歌の心はまさに湯の中だけに湯ったり まったり 湯の中にて浮かび上がりたる作なり。 〈YU〉の音韻 如何にや?