第2618段 豊昇龍の大関昇進での口上
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和5年7月26日
大相撲の名古屋場所での優勝力士である
豊昇龍の大関昇進が決まり
伝達式での彼の口上を聞き
歌を
大関への 昇進の口上に 用ゐたる
《気魄一閃》 彼らしきかな
而して、この彼の用ゐたる四字熟語の《気魄一閃》なる言葉は
造語にして、《紫電一閃》といふ従来よりある言葉の《一閃》と
力士として求められる《気魄》といふ二字熟語を合体させ
合成したるとぞ覚えけり。
更には彼にそれだけに漢字の素養があるとは思へず
師匠の後援会筋からの助言を受けての事とぞ覚えけり。