新編・伊勢物語 第2282段 夏の夕刻、家々に灯りが点り 星原二郎第2282段 夏の夕刻、家々に灯りが点り 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年8月の上旬となり この年の暑さの盛りなれば暑さを逃れ信州へと行き 池田町のハーブ園を併設の 道の駅「池田」にて車中泊の夕べ 遠く近くの民家に灯りが点る時となり 歌を 家々に 男と女 子等がゐて 平和な日本 令和が続く 一家団欒の時を過ごしゐるであらうそれぞれ家々を思ひ 旅愁を感じるひと時とぞ覚えけり。