新編・伊勢物語 第2276段 夏休み 星原二郎第2276段 夏休み 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年7月の下旬となり いよいよ夏休み期間なれば 歌を 子供には あらねど梅雨が明け 夏が来ぬ 楽しみ多き 夏休み好き 吉田拓郎氏の『夏休み』の歌詞そのままに その男の心も幼き頃に帰りたる心地なり。 而して、よくよく考へみれば現在のその男の毎日は 年中 夏休み と等しけれども気は心なり。 更に言へば、この作の出来 内容が内容だけに 中学生並みのレベルとぞ覚えけり。