第2261段 縄文の火焔土器の不可解に
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和4年7月7月12日
角川文化振興財団が主催する
2021年度の第13回「角川全国短歌大賞」の
入賞・入選作品の結果を掲載する
雑誌「短歌生活」2021年版が届き
早速ながら、大賞、準賞、特別賞などなど
眼を通しけれど、その男の作品を見る事は出来ず
辛うじて、都道府県別の参加全作品集の題詠「火」の部に
縄文の 火焔土器のや 不可解に
魅せられ三度 越後旅ゆく
縄文の火焔土器とは正式には「火焔土器」と「火炎式土器」とが
存在してゐるのであるが、学術的呼称には拘らず
信濃川流域の長岡市、十日町市を中心に縄文の遺跡より
発見され、十日町の個体は国宝に認定されてゐる土器のことなり。
この作品も2021年の夏に詠み、投稿せし歌なり。
残念なり。