新編・伊勢物語 第2109段 知立神社の有難き御札 星原二郎第2109段 知立神社の有難き御札 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和4年1月松の内を過ぎた或る日 やうやうにして知立神社に参拝し 家内安全と火伏の御札を頂きて 歌を 子等孫等 皆恙なく この年を 過ごさせたまへと 伏して白(まう)さく と詠み、清々しき気持ちに自宅へと戻り ありがたき御札を掲げけり。