新編・伊勢物語 第2055段 鳥どもの空の道 星原二郎第2055段 鳥どもの空の道 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年12月5日 刈谷市は東刈谷市民センターにて毎月開催の 千草会短歌会の月例歌会に 次の歌 鳥らには 空にも道が あるのかも コロナに籠り 見上げてゐれば を事前に提出し臨みけり。 歌の心は今年の夏から秋にかけて 外出も思ふに任せぬ時期 マンションのベランダにて 夕空を見やりての属目詠なり。 而して、歌会ではそれなりの理解と共感を頂き まづまづの得点なればこの作はこれにて一件落着。