第2012段 全国短歌フォーラムin塩尻
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年9月25日の
信濃の国は塩尻市での
第35回全国短歌フォーラムin塩尻に
自由題の部に次の歌
「紅葉」とふ 鬼女の恨みか 血の色の
鬼無里の楓 いとど鮮やか
を投稿し吉報待ちけり。
而して、10月11日、実行委員会より
作品集が届き入賞作品を見れども
見当たらず悔しき思ひをいだきけり。
歌の心、信濃の国は鬼無里の里へ
紅葉狩りへ行きたる折の作なり。
主役の鬼女の「紅葉」は伝説によれば
平惟茂により討ち取られたるとぞ。
哀れとぞ覚えけり。