新編・伊勢物語 第1961段 スマホのメールの送受信回数 星原二郎第1961段 スマホのメールの送受信回数 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年8月下旬となり その男住む地域にもコロナ感染の拡大の噂のあれば 惚れたる女人とも逢ひ難く 歌を さかのぼれば どこまでいつても 貴女からの メールが並ぶ わが受信箱 と詠み、スマホのメールの受信箱の容量は 計り知らねども約15年間、毎日ほぼ朝夕の二回の 送信と受信はそれぞれ約1万回をゆうに超えたれば 感慨無量にて今更ながらに切って切り得ぬ関係とぞ覚えけり。