第1959段 願ひ風と神風
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和3年8月21日
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌を
願ひ風 神風も吹け この夏に
コロナ終息 民は待ちゐる
事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の思ひなれども
今や等しく国民全ての願ひとぞ覚えけり。
而して、歌会での評価は二つの風に対する
知識を持たざる会員からの得点がなく
数名からの評価にとどまりけり。
※「願ひ風」とは神殿に向かって吹く風の事にて
願ひが神殿の神様に届きたる合図。
「神風」とは神社にて神殿より自分の方に吹いてくる風のことにて
願ひを叶へて下さる合図が本来の意味なり。