新編・伊勢物語 第1849段 ウイルスに疑心暗鬼 星原二郎第1849段 ウイルスに疑心暗鬼 昔、男ありけり。今も男あり。 その男 令和3年4月の下旬、 その男の住む愛知県にも まん延防止措置の適用となり 感染拡大の兆しが一向に見えざれば さらに歌を ウイルスは 何処(いづこ)に潜み 狙ひゐむ 標的はわれか 疑心暗鬼ぞ と詠み、さらに不要不急の外出を避ける事に努めけり。 ※疑心暗鬼とは疑ひの心が起こると 近くにコロナウイルスがゐるのではとの 恐ろしく感じる事なり。