第1748段 蕎麦屋の臨時休業
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和3年1月の中旬
隣町にある蕎麦屋の蕎麦を恋しく思ひ
行きて歌を
常日頃 悪しきおこなひの 報ひにや
行きたる蕎麦屋 臨時休業
昨今の新型コロナウイルの拡大防止のための
臨時休業か気まぐれなる店主の都合かは
知らねど諦めけり。
その店は確かに 店主 研修とか修行とか申し
往々にして休業すれば 電話にて確認の上
来店されたしの貼り紙を見たる記憶を
思ひ出しけり。
兎角、蕎麦屋の店主は頑固者多く
食材、店構へ、道具などこだはり
営業日も気まぐれなる事
多しとぞ覚えけり。