第1708段 今し社稷之臣よ現れよ
昔、男ありけり。今も男あり。
その男 令和2年10月31日の
第25回日本歌人クラブ
東海ブロック愛知短歌大会に
次の歌
天が下 今し出で来よ 現れよ
社稷の臣よ 墟となる前に
を事前に投稿し入選の通知を待ちけり。
而して、今年は例の新型コロナウイルの
感染が終息せず、大会は中止となりけり。
その後、ひと月遅れの11月の月末となり
やうやう作品集と表彰状が届きけり。
この作は秀逸賞にてその男の趣味である
表彰状のコレクションが増えたる事に
ささやかなる喜びを嚙みしめけり。
※「社稷の臣」とは国家の危機・存亡の秋(とき)に
現はれ事にあたり国家を救ふスーパースターの
政治家、指導者のことなり。