新編・伊勢物語 第千四百七十五段 コロナウイルスにより幽閉の暮らし 星原二郎第千四百七十五段 コロナウイルスにより幽閉の暮らし 昔、男ありけり。今も男あり。 その男、令和二年三月十八日 連日の新型肺炎のコロナウイルスのニュース番組を 見遣りて更に歌を 幽閉の 如き暮らしに 倦みたれど コロナウイルスへの 怖れはつよし と詠み 甲子園球場での選抜高校野球の中止などに 出場予定選手の高校野球球児等の嘆きを慮りけり。