第千百九十段 かきつばた短歌大会の歌
昔、男ありけり。今も男あり。
その男、令和元年五月十二日
知立市八橋にての「かきつばた短歌大会」に
事前に次の歌
千年も 今は昔と 変はりなく
かきつばた咲け 八橋の地に
を提出し臨みけり。
歌の心は 昨年来、八橋にては杜若の育成が悪く
市をあげてのかきつばた祭りの開催
盛り上がる事がなき事態を憂慮しての作なり。
而して、「かきつばた短歌大会」の結果はといへば
「内容が平凡…」「今年性に乏しい」等の
厳しき評価を給はり、賛同を得られず
期待の知立市長より、手渡しの市長賞を逃し
悔しき思ひをいだき帰路に就きけり。