第千百六十九段 三河万歳と尾張万歳
昔、男ありけり。今も男あり。
その男平成三十一年四月二十日
刈谷市文化協会所属の短歌部会の
月例歌会に次の歌
めでたさに 違ひはあらじ 正月の
三河万歳 尾張万歳
を事前に提出し臨みけり。
歌の心はその男の毎年新年の恒例行事である
安城市歴史博物館にて開催の
「三河万歳 招福の初舞」を鑑賞し
次は是非とも尾張万歳を鑑賞したき願ひ募りての作なり。
而して、歌会での評価は発表の時期がずれたものの
まづまづの得点をいただき、内容に於いても
共感の声を少なからず聞き頷きけり。