第七百十五段 争ひと闘ひ(後編)
張るものと 払ふものとの 戦ひも
永遠に続かむ 蜘蛛と人とは
歴史には 勝者と敗者に 分かるるが
敗れしものに 心惹かるる
富士山頂 甲斐と駿河の 国境
争ひあれど 有耶無耶にてよし
シナ海に 浮かぶ小島の 尖閣の
諸島のことは 棚上げすべし
国を挙げ 熱き戦ひも 試合なれ
蹴球とふもの 面白かりき
マー君の 顔より甘さ 消え失せて
メジャーにて戦ふ 投手となりき
と詠みけり。
げに争ひと闘ひ、人類史上 欠かせぬ出来事にして
克服は永遠の命題と覚ゆ。